福島県南会津郡 国権酒造 「國権 (国権)」
全生産量特定名称酒。福島の日本酒「國権 (国権)」
三年連続金賞受賞するなど県内最多の実績を誇る「國権 (国権)」
創立明治10年。國権(国権)酒造は、全商品特定名称酒のみを製造。
平均精米歩合57%。厳選した酒造用米と地元奥会津の清らかな水を仕込水とし、米・水・麹・酵母をはじめ、すべてにわたりこだわりをもって丁寧に仕込んでおります。
南部杜氏佐藤吉宏の手による大吟醸「國権(国権)」は全国新酒鑑評会において、三年連続、通算九回金賞を受賞。これは、県内最多の受賞回数です。
また、福島県で開発された酵母を用いた純米大吟醸「國権(国権)」は県新酒鑑評会純米酒の部において最高位である県知事賞を受賞。
「國権(国権)」と名の付く酒はすべて、消費者の皆様に喜んで飲んで頂ける様、一本一本心を込めて醸しております。
『國権(国権)』の由来・・・
國権(国権)
酒造は以前「細井醸造本舗」として『南光』、『亀の井』といった酒銘で酒を醸造しておりました。その細井家に辻説法をして歩いている僧侶が逗留し、現在の酒銘である『国権』という銘を付けたと伝えられております。
僧侶の名前もその時代も定かではありませんが、明治維新後の富国強兵政策や自由民権運動が盛んになってきている時代背景を元に、『國権(国権)』と名付けたのではないかと思われます。しかしながら現在ではその意味を、独立国としての国の権利と解釈し、理解している次第です。