【100日で挑む!】酒屋新人のサケディプロマ受験記|合格者に聞く勉強法とリアル【番外編】

いつも矢島酒店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

今回は番外編として、
すでに「SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)」を取得しているスタッフに、勉強法や使用した教材、仕事との両立について聞いてみました。

これから受験を考えている方にとっても参考になる内容かと思います。

今回インタビューを行ったのは、
酒屋在籍中に取得したスタッフ」と「入社前に取得したスタッフ」の2名。

異なる立場で合格を経験した2人に、それぞれの視点からお話を聞いていきます。

 

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写真 左:古川 右:大竹

 プロフィール

■古川 【酒屋歴:3年】
矢島酒店に在籍しながら2025年に酒ディプロマを取得。前職は酒屋とは無縁の倉庫関係出身。
短い酒屋歴の中、一次二次とストレート合格。
日々の業務で日本酒に触れる環境の他、「趣味は読書」と言い切る人物ならではの集中力と勉強方法に迫ります!

■大竹 【酒屋歴:2年】
矢島酒店入社前に日本酒好きが高じて酒ディプロマを取得。前職は酒屋とは無縁の公務員。
実務経験がない状態から合格を掴み取りました。
日本酒とラーメンとランニングに関するnoteも書いてます。
「たけPの飲まなきゃいRUNねぇっ!」

 

 受験のきっかけ

Q:なぜ「酒ディプロマ」を受験しようと思ったのですか?

古川:先輩スタッフの取得を機に、自分自身の知識の確認とより深く日本酒と焼酎について学ぶよい機会だと思い、取得を目指しました。

大竹:お酒業界に入る前に資格を取得した、いわゆる「趣味で資格を取った人」です。
日本酒が好きだったので、飲むだけでなく日本酒に関係するあれこれをきちんと勉強してみたい!と思ったのがきっかけですね。

 

 勉強方法

Q:どのような流れで勉強を進めましたか?意識していたことはありますか?

古川:一次試験については、教本を丁寧に読み込み、自分なりの要点まとめを作成しながら理解に努めました。二次試験については、試験本番を意識して、純米酒とアル添酒、焼酎などを複数同時に試飲するようにしていました。

大竹:まずは教本を一周読み、それから問題集などに取り組みました。教本は分厚いため、毎日コツコツと“さらっと読む”ことを意識しました。
二次試験対策は、本番を想定したお酒を買い、ブラインドテイスティングなどを何度か繰り返し行いました。私の場合、一度目と二度目でテイスティングの印象が変わることが多かったので、味わいは一発勝負を意識しました。

 

 実際に使用した教材

Q:主にどのような教材を使用しましたか?特に役立ったものは?

古川:教本と購入した問題集です。PCやスマホを使用した繰り返し取り組めるタイプがよかったです。
テイスティング対策は去年試験を受けた先輩からアドバイスをもらい、就業後に店で試飲を行いました。

大竹:教本とインターネットで購入した問題集、要点まとめ集です。
特に重宝したのはオンラインタイプの問題集で、「間違えた問題を繰り返し出題してくれる」、「スマホがあればどこでも勉強できる」といった点が良かったです。
テイスティング対策は、酒屋さんで販売している二次試験対策用セットを使用しました。マークする項目の模範回答やマークシートなども付いていて本番に近い練習が出来たと思います。

💡実際に使用した教材として「ワイン受験.com」「ナナメキカク」が挙げられました。

 

 仕事との両立について

Q:仕事や日常生活とどのように両立しましたか?

古川:1ページでもいいから読んで、気持ちが離れないようにしていました。
また、これは酒屋勤めの強みだと思いますがテスト前の蔵元を招いた勉強会や蔵見学は知識の定着に役立ちました。
テイスティングは、資格を持った先輩と一緒に対策練習を行えたことがよかったです。

大竹:一次試験対策は、休みの日にガッツリ!ではなく、30分でもいいので出来るだけ毎日勉強するよう習慣づけることを意識しました。
逆にテイスティングは休みの日に取り組んだりしてました。仕事終わりにやる場合は、テーマを決めて一回2〜4種類まで、という感じでサッとやることを意識しました。

 

 勉強して変わったこと

Q:資格取得を通してどのような変化がありましたか?

古川:味わいばかりに注目していましたが、日本酒、焼酎ともに気候、風土などの地域性や、水や米の特色が色濃く反映された芸術品だなと感じました。また、営業としてこれまでより自信を持ってお酒をおすすめすることができるようになった気がします。

大竹:今まで漠然と覚えていた日本酒や焼酎の知識が、一気に固まったのは良かったです。また、当時は別業種でしたが「ただの酒好き」から「ホンマもんの酒好き」に周りの印象が変化したのは面白かったです。元々趣味でとった資格なので、自分の好きに箔が付いたのは良かったなと思いました。
もちろん、今は酒屋の業務にしっかり活かされているのを実感しています!

 

 これから受験する方へ

Q:これから受験する方へアドバイスや一言をお願いします。

古川:教本の厚みにビックリしましたが、それだけ知識を得られるチャンスだと思って楽しみましょう!好みのお酒から普段飲まないお酒まで、新しい発見が見つかると思います。

大竹:仕事関係で取得を目指す人も、趣味の人も、勉強を通して「日本酒(焼酎)って面白いな」と思ってもらえるといいなと思います。好きに勝る原動力はありませんので!
そして、まずは一次試験突破が大事なのでお酒が好きな方は試験期間中は飲み過ぎ注意!ですね笑

 

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 総括:酒屋で働いていることは有利なのか?

結論から申し上げると「そんなことはない」です。

今回、酒屋在籍中に取得したスタッフと入社前に取得したスタッフの2名に話を聞いてみて見えた共通点は

・日本酒や焼酎への「好き」という気持ち
・毎日コツコツ積み重ねる継続力
・実際に飲む、解くといったアウトプット重視の学習

の3つです。

酒屋での実務経験が理解の助けになる場面もありますが、試験対策としての勉強は別に必要であることも見えてきました。

それ以上に重要なのは、自分なりに学び続ける姿勢であることが分かりました。

環境よりも取り組み方。これが、今回の2人に共通していた最大のポイントです。

 

次回は、勉強を始めてから1ヶ月が経った2人の進捗に迫ります!