いつも矢島酒店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
連続企画「【100日で挑む!】酒屋新人のサケディプロマ受験記」第3回目をお届けします。(前回の投稿はこちらから)
酒ディプロマ一次試験に向けて勉強を始めて、早くも約1ヶ月。
先日、番外編としてすでに資格を取得しているスタッフへのインタビューをお届けしましたが、今回は再び挑戦中の新人2人に戻ります。
果たして、この1ヶ月でどこまで成長したのでしょうか?
模擬試験の結果、勉強法、気持ちの変化など、本人のリアルな声をお届けします。
▼ ▼ ▼
■鶴田
勉強を始めて1ヶ月。今の状況は?
入社した年末頃の超繁忙期と比べると、日々の生活は随分と穏やかになりました。それでも、毎日決めた時間分の勉強を続けることが自分には難しかったです。
なるべく通勤時間やお昼休みに勉強するようにしていましたが、それができない日が続くと、休みの日にまとめて長時間取り組むこともありました。集中は出来ましたが、やはり理想は毎日コツコツ勉強して、脳に定着させたいと思っています。

お昼休憩の時間に少しでも勉強…!
模擬試験の点数や手応えの変化
一番点数が伸びた模擬試験が正答率62%のC判定でした。
前回に比べれば一歩前進しましたが、試験本番までの日数を考えると、あまり悠長にしていられなくなってきました…
苦戦したこと
数字を暗記することは勉強を始めてからずっと苦戦しています。
例えば、山田錦が初めて交配された年、命名された年、作付面積最大の年などと年号がごちゃごちゃになってしまいます。
模擬試験に醸造過程の名称が正しく並んでいるものを選ぶ問題があるのですが、それも苦手です。
効果があった勉強法
当初はテキストにかじりついて勉強していましたが、模擬試験の点数が上がらず伸び悩みました。
そのような中で、インターネットで年表や酒米の生産量が分かりやすくまとめてあるサイトを見つけることができました。
また、仕事場の休憩室に先輩方が過去に勉強したテキストが置いてあるので、蛍光ペンが引いてある箇所など参考にさせていただきました。

教本だけでなく、雑誌も読むことで知識の定着を深めます。
お酒の見え方は変わった?
試験勉強中に得た知識でプライベートのお酒を選んで飲むことが、モチベーションを保つ上で非常に有効でした。
例えば、日本最古の酒母である菩提酛の日本酒を飲んで、室町時代の酒造りに思いを馳せる…なんて楽しみ方も。
自分の味の好みとは異なるお酒をあえて飲んでみることもするようになりました。それは試験対策の一環で味を知る為という意味合い以上に、知識を得たことでより知的好奇心が刺激されるようになったのだと感じています。
試験本番に向けて
ここでもう一度気を引き締めて、毎日の勉強時間の確保をすること。また、効率の良い道も引き続き探して取り入れたいと思っています。
正直な話をすると、当初は試験の雰囲気をつかむ為の記念受験で、2年目に勝負ができればいいなといった軽い気持ちの受験でした。
しかし職場の皆さんに気にかけていただき、こうしてブログを書く機会をもらった以上は、まずは一次試験で良い報告ができるようにしたいです。
■宮田
勉強を始めて1ヶ月。今の状況は?
この1ヶ月で、教科書は8割ほど読み進めることができました。教科書を読むだけで終わらせず、ワイン受験.comの試験対策問題にも取り組みながら、知識の定着を意識しています。

重要なところはコツコツとノートにまとめています。
模擬試験の点数や手応えの変化
前回の模試では「47%・D判定」でしたが、今回は「58%・D判定」にアップ!
少しずつ成長を感じる一方で、まだ安心できる数字ではなく不安も残ります…。
ワイン受験.comの模擬試験
苦戦したこと
醸造方法の暗記です。特に製麹、酒母、醪の工程の細かい作業の名称、作業の意味、科学的な数値、計算式などを頭に入れることが大変でした。
効果があった勉強法
今は、とにかく教科書を読み進めることが模擬試験の点数アップにつながっている実感があります!
さらに、ワイン受験.comの一問一答メルマガを隙間時間に解くことで、知識の定着にも役立っています。
お酒の見え方は変わった?
日本酒の酒米供給の3タイプ(①酒米移入依存タイプ ②酒米自給移出タイプ ③酒米移出超過タイプ)を学び、それぞれの県を代表する酒米が他県のお酒にも使われていることや、自県の酒米にこだわる蔵元の存在に気づけるようになりました。一本のお酒の背景や他県とのつながりを、以前より構造的に考えられるようになったと感じています。
試験本番に向けて
ここから先は、問題集で解けなかった部分をしっかりマークしながら、教科書を2周、3周と読み進めていきたいと思います。そして、また1か月後の模擬試験では、今回より10%アップの70%台を目指して頑張ります!
▲ ▲ ▲
まとめ
前回の投稿から約1ヶ月。
2人とも着実に前進している一方で、それぞれ異なる課題が見えてきたようです。
鶴田は「時間の確保と暗記系の克服」。
宮田は「知識の定着と得点の底上げ」。
そして、おそらくここから課題になってくるのが「モチベーションの維持」。
勉強を続けていると、どうしても少し気持ちが落ちてしまう時期もあるものです…
そこで次回は、気分転換も兼ねて二次試験対策「テイスティング練習におすすめのお酒」をご紹介したいと思います!
また、店頭で二人を見かけた際にはぜひ声を掛けてあげてください!
