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連続企画「【100日で挑む!】酒屋新人のサケディプロマ受験記」。第5回目をお届けします。(前回の投稿はこちらから)
4月から約100日間、一次試験合格を目指して勉強を続けてきた新人スタッフの鶴田と宮田。
ついに、二人が一次試験本番を終えました。
果たして、その結果は如何に…!?
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■鶴田
一次試験の結果
合格(2回目の受験で合格)
当日の様子
万全の体調で臨むため、睡眠時間を確保してスッキリとした頭で当日を迎えたかったのですが、最後までドタバタでした。少しでも知識を詰め込むことを優先して、3時間程の睡眠で家を出て、試験会場に踏み込む瞬間まで教本を握りしめていました。試験の合格ラインは正答率8割と言われていますが、自信のある回答が7割しかありません。あと10点分をどうにかするため、真っ白になった頭を必死に働かせました。制限時間の5秒前に、震える手で試験終了をクリックした時の気持ちは生涯忘れることができないと思います。そして「合格」の文字が表れた時の気持ちも同じく忘れることがないと思います。
試験を終えた率直な感想
実は8月の最初の週に受けた1回目の試験は、不合格でした。試験が始まって50問ほど進んだところで『これは歯が立たないな』と感じたのを覚えています。試験勉強を毎日積み重ねていく中でもしかしたら可能性があるのでは、と正直欲が生まれていました…そこからは、先輩から追加で資料をいただいたり、1回目の出題傾向を踏まえて、これまで見落としていた細かい部分まで詰めて勉強しました。そして行われた8月後半の2回目の試験。結果を見て本当に本当に安心しました。努力が報われて本当に嬉しいです。試験終わりの帰り道、某イタリアンレストランチェーン店で祝杯をあげ、久しぶりに酒屋さんで大好きな日本酒を買って帰りました。

100日間で変わったこと
100日前と比べるとお酒の知識は格段に増えたと思います。きれいだった教本もくたびれてボロボロになりました。自分で飲んだり、お店で扱っているお酒をもっと詳しく知りたいという欲求も強くなりました。ラベルに国産米としか表記がなくても調べてみたり、この味を自分ならどのように表現するかなど考えることが増えました。何も知らなかった頃の自分は ただ楽しく飲めればいい と考えたはずですが、知識が増えた今は、考えながら飲むことも含めてお酒を楽しめるようになったと思います。

来年受ける人に向けてアドバイス
一次試験は受験回数が「1回」「2回」と選べますが、絶対に2回受験をオススメします。私が今までに書いた事柄は2回目の一次試験の話です。1回目は無残に不合格となりましたが、模擬試験との難易度の違いや、出題の傾向などが分かったので次に活かすことができました。また当初は苦手な分野を遠ざけ、得意な箇所で点を取ればいいという考えで勉強していました。しかし、80点以上取らなければいけない試験でその考え方はあまりにも消極的でした。一度落ちてからは、教本に書いてあることは全て覚えるくらいでないと合格できないと思い、必死になりました。
二次試験に向けて
一次試験の一ヶ月はほとんどお酒を口にしないで勉強しました。なので、まずは飲酒習慣を元に戻していきたいです。テイスティングの練習もしながら論述の過去問なども勉強しなくてはいけないため、お酒を断っての勉強とはまた違ったメリハリを付けないと難しそうです。けれど100日間で得た成果を信じてこのまま進みます。
■宮田
一次試験の結果
合格(1回目の受験で合格)
当日の様子
8月の2週目に試験を受けました。朝は「SAKE DIPLOMA 試験対策」でまとめられていた「教本に掲載されている年表まとめ」と、「日本酒・焼酎と料理の相性」を暗記。さらに、教科書を一読し、内容は理解しているので細かな部分をなるべく一問でも多く取れるよう専念しました。 試験中は緊張しましたが、読み間違えやニアミスがないよう慎重に解き、見直しもしっかり行うようにしました。
出典:SAKE DIPLOMA 試験対策 https://exam.sakepisode.net/history/
試験を終えた率直な感想
正直、難しいと感じました。4択問題ですが、選択肢の中に似た数字や言葉が並び、判断に少し時間がかかる問題が多かったです。20問ほど不安な問題があり、結果が出るまでかなりドキドキしましたが、「合格」の文字を見てしホッとしました。
100日間で変わったこと
曖昧な知識ではなく、試験対策で得た知識やソムリエ協会がまとめているお酒についての共通言語を学ぶことにより、以前より自信をもってお客様へ日本酒のご案内ができるようになったと思います。
来年受ける人に向けてアドバイス
『教科書を一読→基礎固め→アウトプット(過去問や模擬演習をひたすら解く)』という流れが作れると合格に近づくと思います。「主要生産地のプロフィール」「日本酒の変遷(年表)」「料理の相性」についても細かいところまで勉強したほうがいいと思いました。
二次試験に向けて
既に資格を取得している職場の先輩におすすめしてもらったお酒でテイスティング試験対策をしつつ、論述対策を進めています。私にとっては難易度の高い試験ですが、当日までしっかり頑張りたいです。
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まとめ
4月から始まった「100日で挑む、酒屋新人の酒ディプロマ受験記」。
『少しでも日本酒や酒ディプロマという資格に興味を持ってもらえたら。』
そんな思いから始めた企画でしたが、想像していた以上に大きな反響をいただきました。
店頭でも「自分も今年受験します」「ブログ見てます」「二人とも頑張ってください!」と声をかけていただくことが多く、同じ試験に挑戦する方や興味を持っている方がこんなに身近にいることに驚くと同時に、とても嬉しい出来事でした。
今回受験した二人は、入社してまだ間もない新人スタッフということもあり、もしかすると、このブログを読んでくださっているみなさまの方が、日本酒について詳しかったかもしれません。
そんな二人が「100日で挑む!」と銘打って始めた今回の企画。もちろん、100日勉強すれば誰でも合格できるというわけではありません。
それでも、二人が仕事と両立しながら勉強を続け、揃って【酒ディプロマ一次試験 合格】という結果を残せたのは、本人たちが最後まで諦めずに取り組んだからこそだと思います。
そして、この100日間を見て「自分も来年受けてみたい」「酒ディプロマって面白そう!」と感じてくださった方がいれば、この企画を始めた意味があったではないかと思っています。
このブログで追いかけてきた、
「日本酒業界に入ったばかりの新人が、100日で酒ディプロマ一次試験に合格できるのか?」
という挑戦でしたが、その結果は――
受かります。
ということで、100日で挑む一次試験編はこれにて終了!
二人の挑戦はまだ続きます。
次はいよいよ二次試験。果たして二人揃って酒ディプロマ合格となるのか。二次試験編もお楽しみに!
