長陽福娘(ちょうようふくむすめ)

山口県萩市 岩崎酒造 長陽福娘(ちょうようふくむすめ)

山口県屈指の実績を誇る実力蔵「長陽福娘」
全量630キロ仕込という稀にみる小仕込で醸される



矢島酒店は「長陽福娘」の正規特約店です。
千葉県船橋市にある実店舗でも日本酒「長陽福娘」を販売。


本州の西の端、山口県の萩市。
中国山地より流れ出る阿武川の河口、三角州の中ほどにある醸造元『岩崎酒造株式会社』・・ここで銘酒『長陽福娘』は醸し出されています。

明治34年に始まった当蔵は、初代<岩崎小左衛門>が萩市内の古萩町にて始めましたが、暫くして、近くに以前からあった酒蔵を引き継ぎ、以来現在の場所で酒造りを営んでいます。
銘柄『長陽福娘』の由来は、創業当時岩崎家に女子が続けて誕生したのをうけて、子供が福々しい良い子に育つようにと願いを込めて名付けられました。

明治維新胎動の地、萩の歴史と自然に育まれた『長陽福娘』は、萩市の三角州の中心部で今も昔と変わらない酒造りを行っています。
少し甘味があってお米のおいしさを感じることのできる、そんなお酒を心がけています。


長陽福娘は山口県内においても輝かしい成績を残しています。
全国新酒鑑評会3年連続で金賞受賞、山口県鑑評会県知事賞受賞、同鑑評会『吟醸の部』において首席、『純米の部』過去5年間で3回最優秀賞受賞を果たすなど実力は県内屈指。

これまでは地元萩市でほとんど消費されてしまっていた長陽福娘は、山口県外に出回ることはほとんどありませんでした。
仕込みが特徴的というか、聞いてビックリ驚異の「小仕込 総米630キロ」による徹底した品質管理のもと醸された「雄町」の純米酒。品質本位の『長陽福娘』は、上位ランクでも底辺のお酒も同じ手間暇をかけた文句なしの吟造りです。1本のタンクからできるお酒は600~700本程と極僅か。量が採れないのが欠点です。

雄町らしいの含み香&旨味。雄町の特徴を表現した芳醇な逸品!
ほんのり果実を思わせる含みのなかに様々な香味を感じます。甘味であったり、渋味であったり・・・複雑ですが、「雄町」らしい香味が良く辛さが引き締めてくれます。過去5年程、山口県内の鑑評会で大吟醸の部・純米の部でいずれも最優秀賞最多受賞をするほどです。

今後も長陽福娘より目が離せません!