田酒(でんしゅ)

青森県青森市 西田酒造 田酒(でんしゅ)、喜久泉(きくいずみ)、善知鳥(うとう)

業界最高の名誉である金賞を幾度となく受賞する「喜久泉」
数々の純米酒コンクールで一位を受賞する「田酒」



矢島酒店は「田酒 喜久泉 善知鳥」の正規特約店です。
千葉県船橋市にある実店舗でも日本酒「田酒 喜久泉 善知鳥」を販売。


創業明治11年。「田酒」「喜久泉」「善知鳥」を造る西田酒造の西田家は元禄年間に近江の国から移住し、代々呉服商を営んでいたが当主・興太郎氏の祖父林太郎氏が酒蔵として明治11年に創業しました。

蔵は本州最北端のみちのく青森。青森市唯一の酒蔵で市の中心街から車で西へ約20分のところに位置し、青森市の中心街がまだ「善知鳥(うとう)村」と呼ばれていた頃、油川は津軽藩の港として栄えた青森発祥の地にあります。

「田酒」という酒銘は『田んぼ、稲、米という連想にもとづき昔ながらの米だけで醸し出された酒』を意味します。
大浜湧水の水質は軟水でキメ細やかな酒質の酒の醸出に適しており、「喜久泉」という酒銘はこの恵まれた泉に因んでつけられ、この酒を飲む人々の喜びが久しく続くことを願っています。

清酒の原点に帰り風格のある本物の清酒を造る。日本酒「田酒」「喜久泉」「善知鳥」は、量の多きを追わず地域の酒として地元で愛されるお酒を第一に考えています。

本物の日本酒造りを目指して、米の原点となる「田」の字を冠した純米酒「田酒」を発表したのが昭和49年。当時から酒造好適米を用いたふくよかでバランスに優れる味わいは、数々の雑誌主催のコンテストで一位に輝くなど、日本酒「田酒」評判はあまねく知れ渡っていきました。

「田酒」の酒質に対する高い評価は、造りの上での確固とした裏付けがあります。約2500石の造りの規模ながら造りに携わる人員15名。100本を超える仕込み本数で5月に至るまで長い仕込み期間を、一名(換算)が約150石を醸し上げるといった贅沢に人手をかけた体制で日本酒「田酒」「喜久泉」「善知鳥」が醸されています。

また搾りについても3基ある旧式の槽(ふね)を用いながら、労力を惜しまない丁寧な造りの姿勢が、柔らかく精密な美酒を生み出す秘訣でもあります。